お食い初め
お食い初めとは?
正式には百日祝い(ももかいわい)というそうです。日本、中国、韓国の新生児の生後100日目(または110日目、120日目)に行われる儀式で、日本では「お食い初め(おくいぞめ)」や「真魚始め(まなはじめ)」、初めて箸を使うので「箸揃え(はしそろえ)」「箸初め(はしぞめ)」、祝う時期が歯の生え始めであるから「歯がため」とも呼ぶ地域もあるそうです。
参考サイト ウィキペディア
「も、ももかいわい」…って言う儀式だったんだと、当時調べたはずなのに、全くその名称に記憶がなく、恥ずかしながら、この出来事思い出して書こうと思い、ネットで調べて改めて知りました…。
ずっと「お食い初め」で覚えていた。
いつも子供のお祝い事を奥さんが調べてくれていて、私はといえば「えー、そんなお祝い事もあるんだ」と、いつも無計画すぎて、いつも奥さんに、「何も調べないで、会社の暇な時間に何やってんのそれぐらい調べてよ」と怒られてます。
そんなに暇ではないんですが…と言ったところで、まー、何も調べてない私が悪いので黙っています(~_~;)。
そーゆーことで、我が家もおよそ生後100日後のあたりに長女のお食い初めのお祝いがてら、食事に出かけました。
お店には娘のお食い初めの旨を、予め伝えておいたので長女のお食い初め用の御膳を用意してくれました。
お食い初めの献立メニューは「一汁三菜」が基本とのこと。これにはこれから生きていく上で必要な食材として、穀物、海のもの、山のもの、飲み物、塩を与えるという意味が込められているそうです。
また、御膳には歯固めの石まで用意してくれていました。写真まん中の黒い物体です。
かなりでかい…石でした。
一応、自分たちの方でも歯固め用に、氏神様の敷地で人が足を踏み入れてない場所の石が良いという事で、近くの神社に石を探しに行き、拝借してきた石(親指程度の大きさですが)も持ってきたので両方使いました。
食べさせる順番は?
最年長者がお食い初めの動作を担当するのが、正式なやり方らしいです。これは、最年長者の長寿にあやかるという意味が込められていて、男児はおじいちゃん、女児はおばあちゃんの膝の上に座らせて、お箸で食べさせる真似をしていきます。食べさせる順番も決まっていて「ごはん→汁物→ごはん→魚→ごはん→汁物」を1セットとし、3回繰り返して完了となります。
ということで、義母にお願いしてやってもらいました。
御膳では、赤飯→お吸い物→赤飯→魚がタイのお刺身で生は怖かったので煮物に付いてたエビ→赤飯→お吸い物と順番にお箸の先にちょんちょんと付けて食べる真似。
そして最後に歯固めの石を歯に当てて終了。
後は大人の食事タイムです。
そんなこんなで、めでたく何とか無事にお食い初めの儀式も終える事が出来ました。
でも、風習って、色々あるんですね。この様な出来事が無いとなかなかやる事もなく、知らないままだったと思います。
娘たちにも、この日本の古き良き伝統の風習が引き継がれていってほしいものです。
いろんな行事を親がやってあげていると自然に子供の記憶に残り、「親がやってくれてたなー」なんて事で、また自分の子供、そしてそのまた子供へと引き継がれていくんでしょうか?